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SPECIAL特集

東京駅復原工事完成記念展覧会に行こう! 「始発電車を待ちながら 東京駅と鉄道をめぐる現代アート 9つの物語」

東京ステーションギャラリー

 


約100年前の創建時の姿に復元された東京駅丸の内駅舎。この秋、そのオープンがとても話題になりました。この冬、東京駅丸の内駅舎ライトアップが21時まで行われていることもあり、その姿は一層冬の景色に映えるものとなっています。

そんな駅構内に、1988年、駅を通過点でなく香り高い文化の場として提供したいという願いを込めて誕生した、東京ステーションギャラリーもリニューアルオープン。現在はリニューアルオープン記念展覧会が開催されています。入場料も記念料金の500円! 年末年始は混雑必至ですが、ぜひ新生東京駅とともにチェックしてもらいたいスポットです。

9組のアーティストが手がけた、鉄道や東京駅をテーマにした作品を紹介


今回、ギャラリーで開催中の展覧会は9組のアーティストの作品が楽しめる特別展。それぞれ、「鉄道」あるいは「東京駅」をテーマに作品を制作、9人の全く異なる発想から生まれた作品が展示されています。東京駅をモチーフに制作したのは、秋山さやか、柴川敏之、廣村正彰、本城直季、ヤマガミユキヒロの5名の作家です。2006年度木村伊兵衛賞を受賞した、写真家の本城氏は、シリーズとして制作し続けている実際の風景がまるでミニチュアのように見える作品で、東京駅を行き交う人々を撮影しました。現代アートのアプローチで可変された「東京駅」の姿にも注目です。

さらに、鉄道をテーマにしたのが、大洲大作、クワクボリョウタ、パラモデル、廣瀬通孝の4組。パラモデルが作り上げた、ブルーの鉄道模型のレール玩具が張り巡らされた空間は、お子さんはもちろん、鉄道好きの大人もワクワクするようなスペースとなっています。世界的にも高い評価を受けているこのシリーズ、まさに2000年代の東京駅に相応しい時代の共演といえます。展示室としても、いくつかの部屋にわかれている構成で、駅の構内とは思えない贅沢な空間が待っています。

重要文化財である駅舎の歴史を伝える煉瓦壁にも注目

東京ステーションギャラリーの見どころは、作品だけではありません。展示室や階段など、ところどころで見うけられる創設当時の煉瓦壁は、木レンガが黒く焼け焦げた痕などもあったりとその歴史の深さを感じさせます。同館の受付などで無料でもらえる、「東京駅の煉瓦のヒミツ」と題したシートにはその変遷がわかる解説が載っています。

八角形をした空間は、2階展示室から外に出ると東京駅丸の内北口改札を見下ろすこともできてしまう設計。人の行き交う様をじーっと見ているだけで、あっという間に時間が経ってしまいますね。

併設されているミュージアムショップでは、オリジナルグッズのほか鉄道などに関連したグッズが置いてあります。駅弁をモチーフにしたグッズや、ちょっとした手土産に最適なお菓子など、東京土産の定番がここから生まれるかもしれません。鉄道関連の書籍も充実しているので、美術ファンだけでなく鉄道ファンにもぜひ足を運んでもらいたい美術館です。

本展開催を記念して、出品作家の一人・秋山さやかさんによる「アーティストトークトーク」が実施されます。実際に秋山さんの作品の前で、その制作秘話などが聞ける貴重な機会。入館料だけで参加できるので、ぜひ参加してみてくださいね。

【秋山さやか アーティストトークトーク】
2012年12月20日15:00~ 東京ステーションギャラリー2階展示室内 秋山さんの作品の前に集合、30分程度のトークを予定。


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