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SPECIAL特集

マウリッツハイス美術館展 オランダ・フランドル絵画の至宝

東京都美術館、神戸市立博物館

 


フェルメール・イヤーといわれる2012年、ついに大本命の作品が来日します! フェルメールと聞いて、真っ先に思い出すあの少女……そう、「真珠の耳飾りの少女」です。さらにフェルメールの初期の作品である、「ディアナとニンフたち」も展示されます。様々なフェルメール作品が日本で見られるようになった昨今ですが、それでも所蔵先のオランダ・ハーグのマウリッツハイス美術館には、日本人のフェルメールファンが多数押し寄せるほど。

本展は、17世紀オランダ・フランドル絵画の世界的コレクションで知られるマウリッツハイス美術館から、フェルメールをはじめとした、オランダ・フランドル絵画の名品約50点を選りすぐって紹介します。

フェルメールだけじゃない! オランダ・フランドル絵画とは?

オランダの政治的中枢を担う第3の都市ハーグの中心地に位置するマウリッツハイス美術館。約800点という所蔵作品数と聞くと、小さい美術館だと思われますが、その作品群の質の素晴らしさで、世界中から美術ファンが集まるオランダでも有名な美術館として知られています。別名「王立絵画館」とも呼ばれ、オランダの名品が集約されています。

世界にわずか三十数点しか現存しないフェルメール作品を3点所有するということでも有名ですが、コレクションの中核を担う17世紀オランダ・フランドル絵画の質の高さは比類のないもの。17世紀のオランダやフランドルは、西洋美術史に大きな影響を及ぼした巨匠たちを、数多く輩出し、黄金時代といわれる絵画の一時代を築きました。

本展では、フェルメール以外にも、そんな巨匠たちの作品が勢ぞろいしています。日本でも人気の高いレンブラントは、最晩年の「自画像」をはじめとした6点が来日。レンブラントは自画像を多く描いた作家としても知られていますが、最晩年に描いたこの作品はそんな自画像群のなかでも特別な意味合いがある作品として知られています。フェルメール、レンブラントと並び、17世紀オランダ絵画の三大巨匠といわれるフランス・ハルスの「笑う少年」も、印象的な作品です。さらに、フランス・ハルス、ルーベンス、ヤン・ブリューゲル(父)らの傑作の数々も紹介します。

17世紀初頭、オランダは新教国としてスペインから独立し、世界的な海洋貿易を背景に未曽有の繁栄を謳歌しました。絵画の買い手が、これまでの王室や貴族だけでなく上流の市民階級に伸びていき、風俗画や風景画、静物画などが人気を呼びました。そういったモチーフは、現代人にもなじみがあり、とても見やすいテーマともいえます。ぜひ、華やかなこの時代の作品たちをじっくりと鑑賞してください。

会場の東京都美術館、本展で改修後のグランドオープン!


2012年より、マウリッツハイス美術館では大規模な増改築工事がスタートします。2014年ごろのリニューアルオープンの予定で、その間貴重なコレクションが日本へ来日することが可能となったのです。会場の東京会場である東京都美術館は、大規模な改修工事を経て、4月1日にリニューアルしたばかり。本展がグラントオープンを飾る特別展第一弾となります。奇しくもリニューアルを迎える館が、リニューアルでしばし休館する館のコレクションを紹介するという機会。この期間、全世界のマウリッツハイス美術館ファン、フェルメールファンが集う場所が、夏の東京都美術館かもしれません!

さらに芸術の秋は、神戸市立博物館に巡回します。西日本で観ることのできるのはここだけ!ぜひお見逃しないように!


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