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SPECIAL特集

「おかやま国民文化祭」でアートを楽しむ

岡山県立美術館ほか

 

10月30日~11月7日、岡山県では文化・芸術の一大祭典である「第25回 国民文化祭・おかやま2010」を県下すべての市町村に広がる会場を舞台に開催。もちろん芸術分野の目玉として、多くの美術展も文化祭にあわせて開催されます。この機会に、文化都市としての岡山を味わってみてはいかがでしょうか? とくにオススメの展覧会をピックアップしました!

岡山県立美術館で開催中! 「岡山・美の回廊」

岡山県立美術館では、岡山ゆかりの美術を1000年に及ぶ時間を横断して紹介する展覧会「岡山・美の回廊」が開催中です。平安時代から現代に至るまでの美術のなかから、岡山というキーワードでゆかりの作家作品を展示。国宝5件を含む約200件の作品を通して、岡山の文化を「歴史と地域をめぐる」「人と人をつなぐ」「未来へとのびる」回廊ととらえて展示構成をしています。

平安・鎌倉時代の仏像や神像からスタートする展示では、水墨画の巨匠・雪舟の作品が見どころのひとつ。岡山出身の雪舟の水墨画は、同館の所蔵品の主軸のひとつでもあります。本展では「慧可断臂図」など国宝4件(うち1件は10月24日まで)が一堂に介する、雪舟ファンにはたまらない展示となっています。

さらに時代は進み、浦上玉堂の国宝も出品されています。現代では工芸、写真、インスタレーションといった多彩なジャンルの作品が並び、岡山が育んできた美の系譜を知ることができます。普段、作家の出身地や活動の場までを気にすることは少ないですが、岡山という土地柄とあわせて作品を鑑賞すると、知っている作品にも新しい発見があるかもしれません。文化祭というイベントにふさわしい展覧会です、ぜひ足を運んでみてください。

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岡山市デジタルミュージアムでは巡回展「文化庁メディア芸術祭」が開催

文化庁メディア芸術祭とは、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガなどを対象にしたフェスティバル。世界54ヶ国・地域から2,500点以上の応募のなかから選ばれた受賞作品を体感できる展覧会が岡山にもやってきました。映画やアニメ、マンガはもちろんのこと、ゲーム、CGアートなど世界的に評価が高まる「メディア芸術」作品の展示や作品上映から、アートも未来を探索します。

「TOUCH & SEE 触ってみよう!見てみよう!」をテーマに、近年の文化庁メディア芸術祭の受賞作品を中心に紹介します。触ることによって生み出される様々な変化や反応を楽しむ作品の展示や、体験ワークショップ、シンポジウムを開催。アニメーション作品も手書きやクレイ、CGまで多才な作品が揃いました。フリップブック作品集『もしもの森』は、7冊のフリップブックで構成されていて、1冊1作品の動きを見せるというちょっと変わった形のパラパラ本。ぜひ実際に触って作品を完成させて、物語を紡いでみてください。

ほかにも、二人が対面して競い合う対戦型ゲームのような作品も。ゲームなのか、アートなのか、様々なジャンルがクロスした芸術作品を通して、最先端の芸術表現を知ることができます。子供から大人まで楽める、体験型の展覧会です。

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井原市立田中美術館で開催、「岡倉天心と日本彫刻会」

井原市立田中美術館は、同市に生まれ、明治・大正・昭和の3つの時代に渡って活躍した彫刻家・平櫛田中の作品とその偉業を伝える美術館。特別展として、岡倉天心の主唱によって結成された日本彫刻会を取り上げた「岡倉天心と日本彫刻会」が開催中です。

1907年に岡倉天心を会頭として、高村光雲の高弟・米原雲海と山崎朝雲、平櫛田中、加藤景雲、森鳳聲、滝澤天友ら6名によって結成された日本彫刻会。1915年に解散するまで、彫刻会のひとつの潮流としての役割を担っていました。主軸のメンバーでもあった田中は禅をテーマにした作品を会員展毎に発表し、意欲的に参加していたそうです。

本展では、これまでほとんど取り上げられることのなかった日本彫刻会の出品作家25人の名作62点を紹介します。あわせて、田中が数々の名作を生みだすまでの軌跡や、生涯にわたって敬意を抱いた岡倉天心からの影響を作品を通して考察します。

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