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SPECIAL特集

アントワープ王立美術館コレクション展 アンソールからマグリットへ  ベルギー近代美術の殿堂

東京オペラシティ アートギャラリー

 

独創的な作家を多く生み出した芸術の国・ベルギー。その北部に位置するアントワープは、日本でも名作『フランダースの犬』の舞台として知られています。本展はアントワープ王立美術館の所蔵するコレクションの中から、19世紀末から20世紀中頃までのベルギー絵画を紹介。ベルギー近代絵画の3大巨匠とも呼ばれているルネ・マグリット、ポール・デルヴォー、ジェームズ・アンソールをはじめとした39作家の70点を展示しています。


ベルギー近代美術の流れを展観

ベルギーと聞いて、何を思い浮かべるでしょうか? ビール? ワッフル? なかでもベルギー北部の都市アントワープは、古くから商業・金融の地として栄え、名作『フランダースの犬』の舞台として日本でも親しまれています。文化・芸術の交流の場としての役割も担い、近年ではアントワープはファッションの中心地としても知られていて、最先端のカルチャーシーンを牽引する都市のひとつとなっています。

そんなアントワープにある、アントワープ王立美術館は14世紀から20世紀の幅広く膨大なコレクションを誇る美術館。ルーベンスを筆頭にした古典作品からマグリットなどの近代絵画までを俯瞰できる貴重なコレクションです。本展では、そんなコレクションのなかで、質・量ともに充実した19世紀末から20世紀中頃までのベルギー絵画70点が来日しています。「ベルギー近代絵画の3大巨匠」とも呼ばれるルネ・マグリット、ポール・デルヴォー、ジェームズ・アンソールをはじめ、レオン・スピリアールト、フェルナン・クノップフなど39作家の作品が展示されています。

19世紀以前もブリューゲルやルーベンス、ヴァン・ダイクといった大芸術家を輩出してきたベルギー。19世紀にフランスやドイツで興った芸術運動の影響を受けつつも、独自の発展を遂げていきます。作家それぞれの個性が際立つベルギー近代絵画の世界は、ヨーロッパ絵画を代表する作家を生み出していきました。

そのひとりであるルネ・マグリットの名作《9月16日》も特別出品されています。

日本初公開の作品が63点! 知られざるベルギー絵画の魅力

今回出品されている70点のうち、9割におよぶ63点が日本初公開の作品です。本展では大きく絵画の系統を4章に分けて紹介しています。

第1章「アカデミスム、外光主義、印象主義」では、写実主義や印象主義などへの影響が強く見られる作品が並びます。色彩鮮やかな作品が楽しめます。アンソールやクノップフといった日本でも人気のある作家が並ぶ第2章では象徴主義とプリミティヴィスムをテーマに神秘的で秘儀的な雰囲気の作品を紹介。独特の世界観を生み出すベルギー作家ならではのメランコリックな雰囲気が堪能できます。

ドイツ表現主義に影響を受けた作家を紹介する第3章、シュルレアリスムの中心人物として活躍したマグリットの作品を筆頭に第4章では「シュルレアリスム」の絵画世界が展開します。“幻想美術”として世界でも人気の高いベルギー絵画の魅力が満載です。マグリットのほか、デルヴォーなど日本でも人気の高い作家が並びます。
夏休みの8月31日までは小中学生の入場が無料になり、子ども向けにわかりやすく解説した「こどもセルフガイド」で質問の答えを探しながら展覧会を楽しむこともできます。

この夏、アントワープからやってきた不思議な絵画世界に浸ってみてはいかがでしょうか。


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