MENU

MuseumCafe/ミュージアムカフェ

博物館・美術館情報サイト「ミュージアムカフェ」

SPECIAL特集

西も東も「ゲゲゲ」の夏!~水木しげるの展覧会~

兵庫県立美術館ほか

 

「ゲゲゲの鬼太郎」「河童の三平」「悪魔くん」などで知られる漫画家の水木しげるさん。今年で米寿(88歳)を迎えるにあたり、各地で展覧会が開催されています。NHK朝の連続ドラマ小説で放映中、映画化もされる「ゲゲゲの女房」でも話題の水木さんの漫画家人生を回顧する充実のラインナップをご紹介します!

兵庫県立美術館『水木しげる・妖怪図鑑』


10月3日まで兵庫県立美術館で開催中の『水木しげる・妖怪図鑑』は、水木氏が長年にわたり描き続けてきた“妖怪画”にスポットをあてた展覧会です。

水木プロダクションの全面協力のもと、1000点以上に及ぶ原画の中から代表的な88種の妖怪をセレクトしました。きっと、水木氏の描く妖怪こそが今の日本人が想像する妖怪の原型になっていると言っても過言ではないほど、不気味だけども愛らしい妖怪たちの原画が並びます。

アニメシリーズとして何世代にもわたり放映され、多くのファンをもつ代表作のひとつ「ゲゲゲの鬼太郎」。本展では鬼太郎とその仲間たちを描いた原画16枚を展示しています。きっと知っているキャラクターも描かれているはず! さらには漫画16ページ分の原画もあわせて展示しています。鬼太郎が生み出される筆先を感じることのできる貴重な作品です。

さらに本展では、百鬼夜行絵巻や妖怪の登場する浮世絵など、水木氏に影響を与えた美術作品もあわせて展示します。江戸時代の妖怪をモチーフにした作品群はどれもユーモア溢れるものばかり。水木氏の妖怪画の原点が垣間見えるかもしれません。伊藤若冲の「付喪神図」は8月31日からの展示。こちらのコーナーのみ展示替えがあります。毎週日曜日にはボランティアによる展示解説も実施、体験型の模型展示などお子様でも楽しめるコーナーも設置し、夏休みにぴったりな展覧会をぜひ楽しんでください。

丹波市立植野記念美術館『水木しげるの妖怪道五十三次展』


こちらも兵庫県丹波市立植野記念美術館で10月3日まで開催中の展覧会が『水木しげるの妖怪道五十三次展』。あの有名な歌川広重の「東海道五十三次」を水木氏がリメイクして生まれた「妖怪道五十三次」は、浮世絵の中に「ゲゲゲの鬼太郎」の登場人物、鬼太郎や目玉のおやじ、ねずみ男などが描かれています。

本展では実際の歌川広重「東海道五十三次」もあわせて展示することで、実際の浮世絵作品の情景と水木氏の作品を見比べながら鑑賞することができます。

「妖怪道五十三次」には実に300以上もの妖怪たちが登場しています。その姿を数えて探してみるのも楽しいかもしれません。そのほか、歌川広重が描いた「丹波 鐘坂」や、兵庫の妖怪も紹介するコーナーなどもあります。

松屋銀座『水木しげる米寿記念 ゲゲゲ展』

さらに東京でも開催される展覧会があります。松屋銀座で開催される『水木しげる米寿記念 ゲゲゲ展』では、水木氏の代表作である「河童の三平」「悪魔くん」「ゲゲゲの鬼太郎」の原画を中心に展示します。

奥様の視点でその半生を綴った「ゲゲゲの女房」が人気ですが、水木氏の約60年にわたる漫画家人生で作り上げた世界を一挙に紹介しています。幼少時代から戦争を経て、紙芝居、貸本、少年誌と作品を発表し続けたその人生をたどっていきます。またドラマ版の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」やアニメーションの「ゲゲゲの鬼太郎」など、私たちになじみの深い作品も紹介、本展限定のオリジナルグッズや水木氏のふるさと・鳥取の商品などレアグッズが満載のミュージアムショップにも注目です。

会期限定であやしい茶屋も登場する予定。そんな「鬼太郎茶屋」では「ちゃんちゃんこソフトクリーム」、「生どら焼き」などのテイクアウト商品も展開していくそうです。松屋銀座は8月11日~8月23日、その後阪神百貨店梅田本店に巡回します(8月25日~8月31日)。

88年にわたり、様々な作品を通して妖怪の愉快さ奥深さを教えてくれた水木氏の現在進行形の活躍ぶりを、ぜひお近くの館で楽しんでみてください!


↑ PAGE TOP