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SPECIAL特集

夢見るフランス絵画 印象派からエコール・ド・パリへ

Bunkamura ザ・ミュージアム

 

日本人蒐集家の知られざるコレクション

ピエール=オーギュスト・ルノワール 《ド・ガレア夫人の肖像》 1912 年 / 油彩・キャンヴァス
会場に入ると、まず最初にモネやルノワールの大作が迎えてくれます。この作品たちは、なんととある日本人の個人コレクターさんの蒐集品というから驚きです。ぜひ、この展覧会は“ひとりの日本人の目利きが選んだ至極の西洋絵画”という視点でご覧になっていただきたい、そんな作品が並んでいます。

ひとつひとつが、まさに傑作。匿名希望の蒐集家のコレクションということで知られざる名作ばかり。本展はコレクションの中から印象派とエコール・ド・パリの作家を選定し構成されています。その他にも日本美術や彫刻といったコレクションもあるとか……。

玉手箱のような絵画がズラリ

クロード・モネ 《睡蓮のある池》 1919 年 / 油彩・キャンヴァス
遠目からでもその存在感に圧倒されるヴラマンク、キスリングの花。複数展示しているルオーやユトリロの作品は、そのまま回顧展ができそうなほど。さらにフジタ、ローランサンと日本人が憧れる作家の良質な作品が続々登場します。

まるで玉手箱のように1点1点が印象強く、存在感のある作品ばかり。この会場には、作品制作のための習作や素描といった、作品背景に迫るようなちょっと小難しいものは一切ありません。すべてが本気の本番の名作、作品の個性がぶつかり合いながらも、不思議と調和のとれた構成なのは、やはり「ひとりの蒐集家」の視点で選ばれた作品だからかもしれません。

日本人が憧れるフランス芸術がそこに

ラウル・デュフィ 《エッフェル塔》 1923-24 年、あるいは1930 年 / グワッシュ・紙
さらに、フランス絵画のなかでも「日本人が選んだ」作品なのもポイントです。日本人が抱くフランスへの憧れ……芸術の都・パリのエッセンスが詰まった作品が多く、日本人にとって最もフランス的なるものである絵画が展示されているといっていいでしょう。

最もフランスの芸術が色濃かった19世紀後半の巨匠たちの競演が楽しめます。ぜひ、知られざる名画に会いに来てください。


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