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SPECIAL特集

クヴィエタ・パッツォウスカー展-Paper Talks 紙のおしゃべり-

ちひろ美術館・東京

 

鮮やかな色彩がきらめく絵本たち

クヴィエタ・パツォウスカー 『すずの兵隊』より(部分) 1985年

チェコの女性アーティスト、クヴィエタ・パツォウスカーさん。1985年に刊行された絵本「すずの兵隊」から2010年の「日々の色」までの9冊の絵本原画を紹介する展覧会が開催されています。

“色彩の魔術師”とも呼ばれるパツォウスカーさんの色彩感覚は、誰もがワクワクするクリスマスカラーである赤と緑を効果的に用いるのが特徴のひとつ。彼女の作品からは、子供も大人もクリスマスを待つ夜のようにドキドキワクワクする気持ちにさせる魅力がつまっています。

80歳をこえてなお現役

クヴィエタ・パツォウスカー 『日々の色』より 2010年

制作手法も個性的であり、ページを切り抜いたり、異なる紙を貼ったりつなげたりしながら作られる作品は、絵本という2次元の概念を超えた作品世界を作り上げています。その遊び心と斬新なアイデアは衰えることを知りません。

現在、80歳を超えてなお現役で活躍しているパツォウスカーさん。国際的に出版や展示を続けています。本展では、ちひろ美術館が所蔵するコレクションをはじめ、作家本人から近作の原画を借りての展示も実現しました。

未邦訳の原書の数々も手に取ることができる

クヴィエタ・パツォウスカー 『Flying』より 1995年

エミール・フィラのもとで美術の基礎を学んだことからも、キュビズムの影響も少なからず作品に投影されていて、そしてバウハウス思想など様々なアイデアを駆使して成り立つ絵本という枠組みの中で奏でる作品たち。絵本ファンだけでなく、美術好きなら気に入るような世界観の作品が並びます。

今回、未邦訳のパツォウスカーさんの原書の数々も、手にとってご覧いただくことができます。なかなか彼女の作品をまとまってみることができる機会はないので、とても貴重。ぜひこの機会に彼女の作品世界を堪能してみてください。


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