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SPECIAL特集

カイユボット展―都市の印象派

ブリヂストン美術館

 


2012年に開館60周年を迎えたブリヂストン美術館。ルノワールに代表される印象派のコレクションが有名な同館が、満を持して開催する「カイユボット展-都市の印象派」。といっても、カイユボットを知っている日本人は少ないかもしれません。しかし、印象派を語る上でとても重要なポジションであったカイユボット。半世紀以上にわたり印象派作品の展観に努めてきたブリヂストン美術館だからこそ、知られざる印象派の画家を取り上げた意欲的な展覧会です。

ギュスターヴ・カイユボットは、パリの裕福な実業家の家に生まれました。画家を志し、ドガを通じてモネやルノワールと知り合います。印象派展にも出品したことがあり、印象派の中心メンバーとして活躍しました。個性的な画家たちの集まりだったコミュニティーにおいて、意見調整や会場の手配、資金援助といった裏方的な立場も担っていたカイユボット。さらには、友人たちの作品を購入することで、彼らの経済的支援も行っていました。そんな彼が収集した良質の作品群がフランス国家に遺贈され、今ではパリのオルセー美術館の重要なコレクションとなったことは、よく知られるところです。

近年、再評価されつつあるカイユボットをアジアで初めて紹介


本展では、そんなカイユボットの画家としての顔を紹介しています。裕福だったゆえに、自身の作品をほとんど売りに出すことがなかったこともあって、その作品たちが日の目を見ることが少なかったのですが、カイユボットの作品はパリのオルセー美術館やマルモッタン・モネ美術館、スイスのジュネーヴ・プティ・パレ美術館、アメリカのワシントン・ナショナル・ギャラリーなどにも収蔵されています。

近年、画家としての再評価が高まりつつあります。カイユボットが描いた、19世紀後半、変わりゆくパリの近代的な都市風景は、写真を彷彿させる雰囲気があります。その当時の風俗を、柔らかな光によって描き出したカイユボットの代表作を世界各国から集め、アジアで初めて本格的に紹介する展覧会となります。

代表作が世界各地から集結、弟・マルシャルの写真作品も


なかでも、印象派展に出品した作品12点が展示されるのが見どころ。仲間の画家たちの影響を受けつつも、独自の画風を築きあげたカイユボット。第4回展に出品した《ペリソワール》は、写真のような構図というのがとてもわかりやすい、大胆なモチーフの描き方が特徴的です。2012年にブリヂストン美術館が新たに収蔵した《ピアノを弾く若い男》など、多彩な約60点をテーマ別に展示。さらに、趣味を共有し影響を与えあった弟のマルシャル・カイユボットによる写真作品80点もあわせて紹介します。

“上質”という言葉がぴったりなカイユボットの作品。印象派が好きな方、パリの街並みが好きな方、そしてブリヂストン美術館の所蔵品が好きな方は、絶対にお気に入りの作家となるでしょう。ぜひ、この貴重な機会に、知られざる印象派画家の作品世界を堪能してみてください。

『カイユボット展―都市の印象派』では、スマホチケットを販売! 各種プレイガイドで紙のチケットを買うようにスマートフォンまたはPCで本展のチケットを購入すると、お使いのスマートフォン(iPhone、Android)アプリでチケットをダウンロード! コンビニや受付窓口に、チケットを発券しに行く必要はありません。購入完了のメールが届いたら、アプリ【Tixee】をApp Store・Google Playよりダウンロードして下さい。アプリにログインをすると、購入したチケットが表示されます! あとは会場でスマートフォンを見せてチケットを「もぎって」もらうだけ。紙チケットと同じ方法で入場できます!

ぜひ、美術館に行く直前にお得なスマホチケットを購入してから、展覧会をお楽しみください!

チケット販売ページはこちら

クレジット(上から)
《ヨーロッパ橋》1876年 アソシアシオン・デ・ザミ・デュ・プティ・パレ蔵 ©Association des amis du Petit Palais, Genève
《ペリソワール》1877年 ワシントン・ナショナル・ギャラリー蔵 ©National Gallery of Art, Washington, Collection of Mr. and Mrs. Paul Mellon, 1985.64.6
《昼食》1876年 個人蔵 ©Private Collection


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