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SPECIAL特集

夏休みは美術館で「妖怪めぐり」

三井記念美術館、そごう美術館、横須賀美術館

 

この夏、東京と神奈川の3館で妖怪にまつわる展覧会が開催中。暑くて気だるいこの季節、妖怪や幽霊の作品を鑑賞して、ヒンヤリした気分になってみませんか? 三井記念美術館、そごう美術館、横須賀美術館で開催されている妖怪展は相互割引も実施中。ぜひこの機会に「妖怪めぐり」を楽しんでみてはいかがですか?

三井記念美術館「大妖怪展 鬼と妖怪そしてゲゲゲ」


東京・日本橋の三井記念美術館では、中世から近世までの日本の妖怪変化の歴史を、能面・絵巻・浮世絵・版本などの優品で紹介。さらに、現代の妖怪を代表する水木しげる氏の「ゲゲゲの鬼太郎」へとつながる妖怪の系譜をたどっていきます。三井コレクションとしても有名な能面、そして絵巻から鬼神や男女の怨霊、天狗などの造形に焦点をあてます。動物が擬人化された妖怪や、楽器や調度品が擬人化された妖怪など、百鬼夜行の世界に一歩足を踏み入れてみませんか…。

歌麿の浮世絵「化け物の夢(夢にうなされる子どもと母)」では、子供が妖怪の夢を見てうなされているところを、母親が布団をあけて起こそうとしている場面が描かれています。吹き出しには妖怪のセリフもあり、怖いだけじゃなくユーモラスな妖怪の一面が垣間見える作品です。茶室展示ケース脇では、なんとフィギュア(人形)を展示!陰陽師・安倍晴明が外道の疫病神を調伏する場面を、フィギュアで復元したものが展示されています。

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そごう美術館「福岡市博物館所蔵 幽霊・妖怪画大全集」


福岡市博物館に所蔵される吉川観方のコレクションを中心に、肉筆画や浮世絵版画の幽霊画・妖怪画、妖怪絵巻など約160点を紹介しているのが、横浜・そごう美術館。京都出身の日本画家であり風俗研究家でもあった吉川観方(1894~1979)は、江戸中期から昭和期までの様々な幽霊画・妖怪画を蒐集。約1万2千点の収集資料のなかから厳選した怖くて美しい作品が並びます。

幽霊と妖怪は、古くから物語や絵巻物に描かれてきました。江戸時代には、挿絵入りの小説や歌舞伎の流行とともに様々な作品に登場しています。現代でも、マンガやアニメ、映画に度々登場する幽霊や妖怪たち。江戸時代でも現代と同じような存在として、時に怖がられ、時に愛されてきたようです。今回、そんなユーモラスな幽霊や妖怪を『YKI48』と命名し、「YKI48総選挙」を同館では実施中! 8月18日までの投票期間の間、展覧会を観た方が推しメンならぬ押し幽霊&妖怪に投票できるというシステムです。動物をモチーフとしている妖怪たちや、麗しい姿の幽霊など、わかりやすく楽しい切り口で作品に登場する幽霊と妖怪を紹介しています。

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横須賀美術館「日本の『妖怪』を追え! 北斎、国芳、芋銭、水木しげるから現代アートまで」


横須賀美術館では、日本の絵画に描かれてきた「妖怪」にスポットをあて、現代アートまでの変遷をたどる展覧会を開催中です。江戸時代、浮世絵に描かれてきた妖怪たち、そして近代の日本画や油彩、さらに現代……妖怪の変遷は、日本人の世界観の変化ともいえます。そして200年以上もを通して、モチーフのひとつとして重要視されてきた妖怪というキーワードを紐解きます。

本展はなんといっても、現代アートやキャラクターとして描かれてきた妖怪も幅広く紹介しているのが、新しい切り口で見ごたえがあります。水木しげる氏はもちろん、池田龍雄、小山田二郎、今道子、さらには森村泰昌や松井冬子といった面々の作品が並びます。古来から受け継がれてきた、お伽噺に登場する妖怪はもちろんですが、長い歴史の中で子供のための創作として生まれてきた妖怪が現代において馴染みのある存在となっていることも多々あります。そして今もまた、現代美術家たちのアイデアによって、様々な新しい妖怪たちが生み出されている……そんな未来に生きる妖怪たちの今を知ることができます。

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