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REPORT展覧会レポート

2013.08.02

東京都写真美術館『米田知子 暗なきところで逢えれば』 (2013.08.02更新)
 


2013年7月20日~9月23日開催、東京都写真美術館『米田 知子 暗なきところで逢えれば』。日本を代表する写真家のひとり、米田知子さんの個展が開催中。近年手がけてきた作品を中心に、代表的なシリーズなどを紹介しています。


米田さんの作品の根底にあるテーマのひとつが“記憶”。実際に作品に写っている“そこに在るもの”だけではなく、その物や場所がもっている記憶や歴史を写真を通して投影しています。ふとした風景写真でも、その場所は歴史的な出来事があった場所…「Scene」シリーズはそんな一癖ある作品群です。


米田さんを一躍有名にしたのが、この「眼鏡」シリーズといわれるもの。フロイトや谷崎潤一郎といった作家などの眼鏡が覗くのは、ゆかりのある原稿。趣のあるモノクロームの写真は眼鏡の主の人生を反映している、不思議な作品です。


今回、まずは作品の写し出す世界に素直に入っていってほしいというコンセプトから、タイトルや作品解説を展示品の横などには記載していません。作品リストを見て初めて、その作品が意図する「記憶」や「物語」を知ることができる仕様となっています。ですので、作品リストはぜひもらってくださいね。


米田さんにとって初の試みとなる映像作品もあります。展示室には映像作品の音声が聞こえ漏れているのが、独特の雰囲気を醸し出しています。1点1点をじっくり、作品リストとともに追いかけて、作品のその先にあるストーリーを感じてみてください。



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