MENU

MuseumCafe/ミュージアムカフェ

博物館・美術館情報サイト「ミュージアムカフェ」

REPORT展覧会レポート

2013.06.18

江戸東京博物館『ファインバーグ・コレクション展 -江戸絵画の奇跡-』 (2013.06.17更新)
 

江戸東京博物館『ファインバーグ・コレクション展 -江戸絵画の奇跡-』

2013年5月14日~7月7日開催、江戸東京博物館『ファインバーグ・コレクション展 -江戸絵画の奇跡-』。化学者であり実業家でもあったロバート・ファインバーグ氏が一代で蒐集した「ファインバーグ・コレクション」。江戸絵画を中心とした、粋な日本美術コレクションが楽しめる展覧会です。

江戸東京博物館『ファインバーグ・コレクション展 -江戸絵画の奇跡-』

ファインバーグ・コレクションは、狩野派や土佐派といった保守的な作品がほとんどなく、自由でかっくに満ちた肉筆画の作品が中心となっているのが特徴。本展では、尾形光琳、酒井抱一らの琳派、池大雅、与謝蕪村、谷文晁らの文人画、丸山応挙、呉春らの円山四条派、伊藤若冲、曽我蕭白らの奇想派、そして菱川師宣、葛飾北斎らの浮世絵と充実したラインナップが迎えてくれます。

江戸東京博物館『ファインバーグ・コレクション展 -江戸絵画の奇跡-』

展示前半にお目見えする、酒井抱一の「十二ヶ月花鳥図」は半円の展示ケースに並び、一望できる貴重な機会。にぎやかしい江戸絵画の魅力はもちろんですが、ファインバーク氏の蒐集したコレクションは全体的に上品な雰囲気を感じさせます。

江戸東京博物館『ファインバーグ・コレクション展 -江戸絵画の奇跡-』

そんなコレクションから選び抜かれた優品約90件を通して、江戸絵画の魅力を再発見できる展覧会です。後半は浮世絵の展示が続き、北斎最晩年の作品のひとつである、平安時代末期の武将源頼政が弓を引いている姿を描いた「源頼政の鵺退治図」などが展示されています。

江戸東京博物館『ファインバーグ・コレクション展 -江戸絵画の奇跡-』

そして展示替えを経て、本日からは後期展示の開始です。狩野山雪「題李欵幽居図屛風」、酒井抱一「柿に目白図」など後期でしか観られない作品もありますので、前期展示をご覧になった方もぜひ足を運んでみてください。この展覧会は、MIHO MUSEUM、鳥取県立博物館へ巡回します。



↑ PAGE TOP