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REPORT展覧会レポート

2013.05.21

東京都現代美術館『桂ゆき ある寓話』 (2013.05.21更新)
 

東京都現代美術館『桂ゆき ある寓話』

2013年4月6日~6月9日開催、東京都現代美術館『桂ゆき ある寓話』。1991年に亡くなった桂ゆきは、戦前と戦後を通して活躍した女性芸術家です。活動の拠点でもあった東京の地では、初めてとなる包括的な個展が開催されています。

東京都現代美術館『桂ゆき ある寓話』

1935年からおよそ60年にわたり創作活動をしてきた桂ゆき。本展では、生誕100年を記念して、初期から晩年までの多彩な作品で構成されています。その作品世界はユーモアに溢れ、瀧口修造や藤田嗣治ら多くの芸術家たちとの交流によって彼女の画風や表現方法も変化を遂げていきます。

東京都現代美術館『桂ゆき ある寓話』

初期の作品では、日本画の作品も登場。さらに彼女の作品の中でも評価の高いコラージュや児童書を中心とした本の挿絵では、どこか懐かしさを感じさせる作品が多く展示されています。彼女の作品を初めて見る人も、どこかで出会ったことのあるような不思議な感覚に囚われると思います。

東京都現代美術館『桂ゆき ある寓話』

野菜や雑貨などのモチーフを擬人化する、制作した絵を90度回転させる……彼女が選んだ手法は、どこか「手作り感」があります。親近感があるけれど、斬新で鮮やかな作品たち。立体作品も絵画同様、インパクトが強く必見です!

東京都現代美術館『桂ゆき ある寓話』

今回、ニューヨーク滞在時に制作され、本展で初めて日本に里帰りする作品も展示されています。広々とした展示会場には、大小さまざまな作品が約300点。見ごたえ十分な展覧会です。



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