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REPORT展覧会レポート

2013.04.03

仙台市博物館『若冲が来てくれました―プライスコレクション 江戸絵画の美と生命―』 (2013.04.03更新)
 


2013年3月1日~5月6日開催、仙台市博物館『若冲が来てくれました―プライスコレクション 江戸絵画の美と生命―』。東北3県を春から夏にかけて巡回する、東日本大震災復興支援を目的とした展覧会が開催中です。プライスコレクションの名品たちが一堂に会する、とても貴重な機会です!


世界的に有名な江戸絵画のコレクションとして知られているプライスコレクション。そのコレクションを収集してきたプライス夫妻が東日本大震災に接して、東北の人々、とくに子どもたちにコレクションを見てもらいたい、そして元気になってもらえたら…という思いから展覧会が企画されました。


本展では、伊藤若冲をはじめ、円山応挙、長沢芦雪、そして酒井抱一、鈴木其一など江戸絵画を代表する作家たちの素晴らしい名品が惜しげもなく並んでいます。正式なタイトルとあわせて、子供にもわかりやすいもうひとつのタイトルをつけて作品を紹介、美術になじみのない人でも楽しめる工夫がされています。


プライスコレクションのなかでも最も有名な作品《鳥獣花木図屏風》は最後のコーナーに展示されています。プライス夫妻はこの作品を真っ先に被災地の方に観てもらいたいと思ったそうです。個性的な動物たちの楽しい様子、その生命の喜びから作品のもつ壮大なパワーを感じてもらいたいとのこと。


震災からちょうど2年となるこの時期、プライス夫妻をはじめ会場となる美術館・博物館だけでなく、関東、関西の美術館も協力し開催が実現されました。江戸絵画ファンなら、仙台まで遠征してぜひ観ていただきたい展覧会です。本展は、岩手県立美術館、福島県立美術館へと巡回します。



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