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REPORT展覧会レポート

2013.01.22

東京国立博物館『書聖 王羲之』 (2013.01.22更新)
 

東京国立博物館『書聖 王羲之』

2013年1月22日~3月3日開催、東京国立博物館『書聖 王羲之』。中国4世紀の東晋時代に活躍した王羲之。みなさんも、その名前や代表作とされる「蘭亭序」というキーワードくらいは聞いたことのある人も多いのではないでしょうか。そんな王羲之の書の実像に迫る展覧会がはじまりました!

東京国立博物館『書聖 王羲之』

書聖と呼ばれる王羲之ですが、実は残念ながら真跡は1点も残されていないというのをご存知でしょうか? 王羲之の死後、その書を評価した歴代の皇帝たちがこぞって収集し、多くの摸本を作らせました。その摸本ですら、現存するのは世界でも十指に満たないほどといわれています。本展では、そんな信憑性の高い摸本も展示しています。

東京国立博物館『書聖 王羲之』

そして、王羲之と言えば「蘭亭序」といわれるほどの有名な書ですが、本展では様々な蘭亭序を紹介しています。南宋時代には、蘭亭序の拓本が一大ブームにもなったそう。とくに「蘭亭図巻」は書の魅力だけでなく、図巻として楽しめる作品でもあります。酒を飲み、歌を詠むのを忘れている人など、とてもユーモラスな人物も描かれています。

東京国立博物館『書聖 王羲之』

そして今回、王羲之にまつわる資料の新発見というニュースも。本展にかかわる調査のなかで、王羲之の字姿を伝える新発見資料として「王羲之尺牘 大報帖」が見つかりました。この唐時代の摸本を世界初公開しています。今後の王羲之研究においても重要な意味をもつ本作、ぜひ見逃さないでください。

東京国立博物館『書聖 王羲之』

書の展覧会というと、「わかりづらい」や「難しい」といった先入観があるかもしれません。今回はそんな方のためにわかりやすい音声ガイドも用意。さらに公式サイトなどで王羲之について、一通り予習をしていくと、より一層展覧会が楽しめるかと思います。ガチョウが大好きだった王羲之……などなどの豆知識も公式サイトに載っていますよ!



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