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REPORT展覧会レポート

2012.12.25

三井記念美術館『ゆくとし くるとし 茶道具と円山派の絵画』 (2012.12.25更新)
 

三井記念美術館『ゆくとし くるとし 茶道具と円山派の絵画』

2012年12月8日~2013年1月26日開催、三井記念美術館『ゆくとし くるとし 茶道具と円山派の絵画』。そろそろ今年の展覧会の見納めを何にしよう?なんて考えている人も多いのでは。年末年始にピッタリなタイトルの展覧会が三井記念美術館で開催されています。

三井記念美術館『ゆくとし くるとし 茶道具と円山派の絵画』

なにかと忙しい12月、そして1月。行く年を惜しみ、そして来る年を祝うという意味で、この時期は茶会が多く開かれているそうです。本展では、そんな風習にちなんで茶道具の名品を展示しています。三井家旧蔵の名品のなかには、本阿弥光悦の重要文化財「黒楽茶碗 銘 雨雲」も拝見することができます。

三井記念美術館『ゆくとし くるとし 茶道具と円山派の絵画』

そして、年をまたいでの展示替えでは、それぞれの年に相応しい逸品も展示されます。前期、辰年の最後ということで、円山応挙筆「雲龍図」が展示室を彩ります。そして新年には、同館のこの時期の恒例となっている円山応挙筆、国宝「雪松図屏風」の公開がはじまります。

三井記念美術館『ゆくとし くるとし 茶道具と円山派の絵画』

さらに、めずらしい茶事の際に使用される作品も紹介しています。「夜咄しの茶事」という、冬至に近い頃から立春までの間、夕暮れ時から行われる茶事で使用される茶道具類を取り合わせでは、専用の炉が使われていたそうです。茶の湯の燈火具なんて、とても風情のある作品……暗くて寒い中に灯る火を思い浮かべながら、ぜひ鑑賞してみてください。

三井記念美術館『ゆくとし くるとし 茶道具と円山派の絵画』

茶室を象った展示室「如庵」には、国宝「志野茶碗 銘 卯花墻」が鎮座しています。年末年始、先達が残した名品をじっくりと見ながら、今年の総括、来年の抱負を考えるのもいいですね。休館日などをチェックして、ぜひ足を運んでみてください。



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