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REPORT展覧会レポート

2012.10.11

練馬区立美術館『棚田康司 たちのぼる。』 (2012.10.11更新)
 

練馬区立美術館『棚田康司 たちのぼる。』

2012年9月16日~11月25日開催、練馬区立美術館『棚田康司 たちのぼる。』。その独特の作品で知られる彫刻家、棚田康司さん。人をテーマにした彫刻作品は、とても不思議なオーラに包まれたものばかり。本展では、その作品世界を十分に堪能できるように展示室に加え、館内のいたるところに作品を展示しています。

練馬区立美術館『棚田康司 たちのぼる。』

これまで一貫して「人間」を題材とした作品を制作してきた棚田さん。とくに「少年少女」を彫り続けてきました。少年なのか、少女なのか……どちらにも取れるし、どちらともいえない、吸い込まれそうな瞳の作品たちが展示室に並びます。つややかな肌は、天使のようでもあり、どこか闇のような部分も抱えているような存在ともとれます。

練馬区立美術館『棚田康司 たちのぼる。』

東京の美術館における初の個展となる本展では、一連の作品群を網羅しています。「たちのぼる。」という煙のイメージから湧き出たものは、新作のモチーフともいえるキーワード。進化する制作の過程もうかがえます。

練馬区立美術館『棚田康司 たちのぼる。』

今回、約20年に亘る制作活動の中での代表作をはじめ、制作過程のスケッチなども展示しています。棚田さんが彫刻作品の源である木材を選びとるところなども写真で紹介。神秘的な作品の裏側を知ることができ、作品に対する理解がぐっと深まる構成となっています。大学院の終了作品など、貴重な初期作品もあります!

練馬区立美術館『棚田康司 たちのぼる。』

展示室は白の部屋と黒の部屋があり、それぞれ同一の作家作品ながら、180度違った印象を与えます。これはぜひ、体感してみていただきたいと思います。棚田さんしか創り出せない、その世界観にどっぷり浸ってみてください。



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