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REPORT展覧会レポート

2012.08.18

箱根ラリック美術館『美術館でバードウォッチング ラリックの鳥の世界』 (2012.8.18更新)
 

箱根ラリック美術館『美術館でバードウォッチング ラリックの鳥の世界』

2012年4月28日~9月30日開催、箱根ラリック美術館『美術館でバードウォッチング ラリックの鳥の世界』。フランスを代表するジュエリーとガラスの工芸作家、ルネ・ラリックの作品が堪能できる同館。毎年、様々な切り口でラリックの作品を紹介する企画展を開催しています。4月から開催中なのが、鳥をモチーフにしたラリック作品が楽しめる、まるで美術館でバードウォッチングをしているかのような展覧会です。

箱根ラリック美術館『美術館でバードウォッチング ラリックの鳥の世界』

本展では、ラリック作品と共に、バードカービング作品や細密な鳥のイラストを展示し、ラリックの世界観をさらに広げて表現しています。ジュエリーやガラスの中にひそむ鳥たちは、とても愛らしく描かれていて、ラリックが幼少期にフランスの片田舎で自然とともに過ごしたなつかしい日々を思い浮かべながら制作された過程などを思い起こさせます。鳥の種類も様々、インコやクジャク、ハヤブサやワシなど、かわいらしいものから力強いものまで、ラリックの表現力によって生き生きと作品の中で飛び回っています。

箱根ラリック美術館『美術館でバードウォッチング ラリックの鳥の世界』

今回は本邦初公開の作品も。クジャクの優美な尾がそのまま櫛になっている作品です、ぜひチェックしてみてください。ラリックの約70点に加え、水上清一氏のバードカービング作品、斎藤壽氏のイラストレーションが各20点展示されています。ふたりの日本人作家とラリックの作品の共演にも注目です! 本展は企画展示室だけでなく、常設展示室の一部でも楽しむことができます。

箱根ラリック美術館『美術館でバードウォッチング ラリックの鳥の世界』

さらに、美術館の外でも本展にちなんだ作品を楽しむことができます。庭園には、地元・神奈川で制作を行う現代作家のチェーンソーアート作品が展示されています。企画展開催中の毎週日曜には、美術館周辺を鳥の専門家が案内するバードウォッチングツアーも実施。また、レストランのテラス席には、バードウォッチングシートがあり、双眼鏡が各テーブル(6席)に完備。食事やお茶をしながら、バードウォッチングが楽しめます。

箱根ラリック美術館『美術館でバードウォッチング ラリックの鳥の世界』

そして、同館といえば、大人気なのがオリエント急行内でのティータイム! ラリックの装飾が施された車両は、実際に1929年~2001年まで走っていたものです。そのサロンカーで当時のティータイムを再現したお茶会とともに、ラリックについてのレクチャートークが聞けるプランが人気(要予約・有料)。企画展とともに堪能したいコーナーのひとつです。そのほか、雑貨のセレクトショップも大充実、一日中いても飽きない美術館です。会期中、ワークショップなどのイベントも多数開催しているので、ぜひ夏休みや秋の行楽に箱根ラリック美術館へ足を運んでみてください。



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