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REPORT展覧会レポート

2012.06.26

東京都写真美術館『光の造形~操作された写真~』 (2012.6.26更新)
 

東京都写真美術館『光の造形~操作された写真~』

2012年5月12日~7月8日開催、東京都写真美術館『光の造形~操作された写真~』。同館のコレクション展のテーマは「操作された写真」。光を利用して、画を作るという、本来写真作品の持つ意味合いをシンプルに、ときに深く掘り下げて作品をチョイスしています。

東京都写真美術館『光の造形~操作された写真~』

本展では、撮った写真をそのままプリントにするだけではなく、その過程で、加える(彩色写真など)、イメージを組み合わせる(コラージュ、フォトモンタージュ、多重露光、リフレクション、雑巾がけ)、切り取る(トリミング)といった技術を使った作品を展示しています。現在ではパソコンで簡単に加工ができてしまう時代、でもそんな技術が生まれるずっとずっと前から、個性あふれる写真作品が多くあります。

東京都写真美術館『光の造形~操作された写真~』

コラージュやフォトモンタージュなど、現代のデザインにも通ずる作品群からは、様々なアイデアをもらえます。多重露光やリフレクションなど、写真を印画紙に焼き付ける際に生まれる偶然を何度も経験し、必然のように作品化した写真たちからは、唯一無二のパワーをもらえます。

東京都写真美術館『光の造形~操作された写真~』

会場では、そんな写真作品が紹介されてきた雑誌などの資料も展示。出品作家もマン・レイといった巨匠をはじめ、中山岩太、小石清ら日本におけるフォトモンタージュの先駆けをつくった作家、そして澤田知子、志賀理江子ら現代で活躍する旬な作家らの作品が並びます。

東京都写真美術館『光の造形~操作された写真~』

東京都写真美術館は、写真という特性もありそのジャンルにおける名作のほとんどが所蔵されているのでは?と思えるほど、よく見かける作品がコレクション展に登場します。思いもかけず、自分の大好きな作品と再会する機会が多い、そんな偶然が写美のコレクション展のいいところ。ぜひ、「あ、この作品なつかしいな」と思える一枚を探してみてください。



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