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REPORT展覧会レポート

2012.05.24

原美術館『杉本博司 ハダカから被服へ』 (2012.5.24更新)
 

原美術館『杉本博司 ハダカから被服へ』

2012年3月31日~7月1日開催、原美術館『杉本博司 ハダカから被服へ』。国内外で活躍する現代美術家・杉本博司さん。杉本さんの作品の核ともいえる写真というメディア。杉本さんのモノクロームプリントは高い評価を得ており、これまでも様々なシリーズが制作されてきました。本展のテーマは「人類の衣服の歴史」。会場の原美術館の雰囲気と相まって、独特の世界観を生み出しています。

原美術館『杉本博司 ハダカから被服へ』

本展はガブリエル シャネル、イヴ サンローラン、川久保玲など、20世紀を代表するデザイナーによるファッションの数々を撮影した「スタイアライズド スカルプチャー」シリーズを中心に作品を展示。マネキンが着こなす一流ブランドのドレスたち。そこに息吹を吹き込むモノクロプリントが、豪華なサイズで並んだ空間は見ごたえがあります。

原美術館『杉本博司 ハダカから被服へ』

さらに、杉本さん自身が演出を手がけた文楽の人形、デザインを手がけた能楽の装束、これまで収集した美術工芸品も織り込み、人間の身体と「装う」ことの意味を、杉本さんならではの視点で読み解きます。収集された美術作品と杉本さんの作品が織りなす調和をぜひ体感してみてください。

原美術館『杉本博司 ハダカから被服へ』

人形浄瑠璃「曾根崎心中」に杉本さんのエッセンスを盛り込んだ意欲作「杉本文楽 曾根崎心中 付り観音廻り」。文楽で使用された実際の人形は、美術工芸品とも重なる雅な魅力があります。まるで舞台のスポットライトを浴びているような照明にもぜひ注目してください。

原美術館『杉本博司 ハダカから被服へ』

今回、「人類の衣服の歴史は人類の歴史そのものと同じほど古い」ことに着目し、「人体とそれを包む人工皮膚を近代彫刻として見る」という視点から制作したこのシリーズ。常に新たな視点で作品制作に取り組む美術家・杉本博司の最新の成果がここに集結しています。



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