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REPORT展覧会レポート

2012.05.10

サントリー美術館『毛利家の至宝 大名文化の精粋』 (2012.5.10更新)
 


2012年4月14日~5月27日開催、サントリー美術館『毛利家の至宝 大名文化の精粋』。鎌倉時代末期からの歴史がある大名家、毛利家。戦国時代には中国地方最大の勢力として栄え、その繁栄は江戸時代、そして明治維新にも大きく貢献しました。そんな毛利家ゆかりの品々が、東京・ミッドタウンのサントリー美術館で堪能することができます。


実は、この東京都港区の東京ミッドタウン建設地は江戸時代当時、長州藩毛利家の下屋敷があった由緒ある土地だったそう。なので本展もなにかゆかりを感じさせますね。今回、山口県防府市にある毛利博物館の特別協力によって、毛利家の歴史がわかる基本史料である文書類や肖像画、調度類といった、絵画・工芸の名品が展示されています。毛利博物館は約2万点の所蔵品があり、その数からも毛利家がいかに巨大な大名家だったかがうかがい知れます。


なかでも、雪舟の描いた国宝「四季山水図」(山水長巻)の特別展示は、東京圏では10年ぶりとなるお披露目。室町時代に活躍した水墨画家・雪舟等楊の代表作であり、日本絵画史上の最高傑作のひとつとも言われています。四季のめぐりを描いた傑作は全長16mにもおよぶ大作! じっくりと鑑賞してみてください。


ほかにも、戦国武将の雄として名を馳せた毛利元就や毛利輝元などの甲冑武具なども必見です。日本の歴史上で、彼らが果たした役割がわかるとともに、工芸品としての質の高さ、美しさが今の時代だからこそ、展示品から感じ取ることができます。また、あまり知られていない江戸末期から明治期にかけての毛利家の役割についても、史料を元にひもといています。


併設のミュージアムカフェ「不室屋」では、本展限定メニューはとして、三色の白玉生麩を使ったミニあんみつ、自家製わらび餅、生麩まんじゅう、3つの甘味がセットになったプレートが登場。ぜひ鑑賞後には、カフェで一息しながら、毛利家の長い歴史に思いを馳せてみてくださいね。



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