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REPORT展覧会レポート

2012.05.05

三菱一号館美術館『KATAGAMI Style―世界が恋した日本のデザイン』 (2012.5.5更新)
 


2012年4月6日~5月27日開催、三菱一号館美術館『KATAGAMI Style―世界が恋した日本のデザイン もうひとつのジャポニスム』。普段、美術に関心がない人でも、女性なら誰でも、雑貨屋などでかわいらしい柄のグッズに見とれる……なんてことはよくあるのではないでしょうか。女性だけではなく、そんな「かわいい」の原点が詰まったような展覧会が開催中です。


展覧会の主役は、 着物やその他染織品の文様染に使われる日本古来の伝統工芸・型紙。ちょっと聞きなれない人もいるかもしれませんが、私たちの身近にある柄、模様はこういった伝統工芸が発祥のものって、すごくたくさんあるのです。今回はそんな型紙の歴史を、型紙の発祥とその発展の様子から、日本の型紙から着想された西欧の様々なデザインまでを紹介しています。


1点1点、じっくり鑑賞すると2時間いても足りない!というくらい、とても中身の濃い展示室。型紙そのもの、そしてそこから生まれた工芸品の数々から、自分好みの1点を探すだけでもわくわくしてきます。19世紀後半、万国博覧会などを通じて海を渡った日本の美術工芸品たち。型紙はその当時、浮世絵と並び欧米人に評価されていたそうです。世界各国の美術館には、貴重な型紙コレクションが所蔵されているって、知ってました?


本店では国内外約70か所から、約400点が大集合しています。日本における型紙、そしてアールヌーヴォーなど、型紙から影響を受けて生まれた西欧の美術工芸にもスポットを当てています。こうして対比しながら鑑賞することで、これまで見慣れた西洋の工芸品に、どこか日本的な味わいが感じられます。


さらにこの展覧会、公式サイトをぜひチェックしてください。パソコンとスマートフォン用の壁紙(デスクトップピクチャ)のダウンロードコーナーもあり、とても充実した内容となっています。三菱一号館美術館の後、京都国立近代美術館、三重県立美術館に巡回します。



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