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REPORT展覧会レポート

2012.04.03

東京都写真美術館『フェリーチェ・ベアトの東洋』 (2012.4.3更新)
 

東京都写真美術館『フェリーチェ・ベアトの東洋』

2012年3月6日~5月6日開催、東京都写真美術館『J・ポール・ゲティ美術館展 フェリーチェ・ベアトの東洋』。本展は2011年4月までアメリカ・ロサンゼルスのJ・ポールゲティ美術館で開催された国際巡回展で、フェリーチェ・ベアト(1832~1909)は幕末~明治の日本を記録した写真師です。今回は日本唯一の快哉ということで、会場の東京都写真美術館のコレクションも加えてさらに充実した内容になっています。

東京都写真美術館『フェリーチェ・ベアトの東洋』

ベアトは、クリミア戦争から写真師としてのキャリアをスタートし、インド動乱や中国の第二次アヘン戦争を取材しながら東洋を旅してきました。1863年に日本を訪れてから、20年以上の長きにわたって横浜に滞在し、貴重な当時の日本の背景を撮影してきました。写真の中の「日本の原風景」ももちろんですが、写真技術としてもとても貴重な作品が満載。鶏卵紙に印画された作品など、その卓越した技術もぜひ注目してください。

東京都写真美術館『フェリーチェ・ベアトの東洋』

ベアトが滞在していたのが横浜だったこともあり、横浜写真と呼ばれる彩色写真も多く展示されています。当時の様子に華やかさをプラスした写真は、ジャーナリズムとしての側面だけではなく、当時の流行なども伝えてくれます。没後100年というタイミングでの世界巡回展は、19世紀の東洋を教えてくれるタイムカプセルのような展覧会です。



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