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REPORT展覧会レポート

2012.02.08

東京都現代美術館『靉嘔 ふたたび虹のかなたに』 (2012.2.8更新)
 

東京都現代美術館『靉嘔 ふたたび虹のかなたに』

2012年2月4日~5月6日開催、東京都現代美術館『靉嘔 ふたたび虹のかなたに』。靉嘔(あいおう)と聞くと、鮮やかな虹で様々なモチーフを描いた作品を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。1931年、茨城県に生まれた靉嘔は1950年代からその独特の色彩感覚で注目を集めていきます。本展では、初期の作品から最新作が展示室をこれでもかと埋め尽くしています。

東京都現代美術館『靉嘔 ふたたび虹のかなたに』

「虹のアーティスト」とも呼ばれる靉嘔。線で描く絵画を拒否し、引用したモチーフに赤から紫までの可視光線(スペクトル)を重ねる「虹」の作品が生まれ、それは絵画作品にとどまらず、立体や版画など様々な表現方法を用いながらも「虹=靉嘔」というメッセージを届け続けています。会場中盤の展示室はまさにそんな作品群が並ぶ圧巻の空間となっています。

東京都現代美術館『靉嘔 ふたたび虹のかなたに』

さらに本展では、触れて楽しむ体験型のインスタレーションや192色の虹色で描かれた30mにおよぶ新作も展示しています。また、1987年にエッフェル塔にかけられた300mの虹の帯等は吹き抜けの空間に配置され、日常にあふれる“モノ”が虹とともに吊るされています。この展覧会は同館終了後、新潟市美術館、広島市現代美術館に巡回します。



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