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REPORT展覧会レポート

2011.05.04

江戸東京博物館『五百羅漢 幕末の絵師 狩野一信』 (2011.05.04更新)
 

江戸東京博物館『五百羅漢 幕末の絵師 狩野一信』

2011年4月29日~7月3日開催、江戸東京博物館『五百羅漢 幕末の絵師 狩野一信』。春先に開催予定だった注目の展覧会がついに始まりました。港区・芝にある徳川家ゆかりの増上寺。そこにある蔵で眠る秘蔵の美術品がついに公開されるのです。狩野一信によって描かれた、5人ずつの羅漢を100幅に描いた「五百羅漢図」。圧巻の展示で100点が一堂に介します!

江戸東京博物館『五百羅漢 幕末の絵師 狩野一信』

五百羅漢図という形式中国南宋の時代に描かれたものがあり、十六羅漢図、十八羅漢図や単体の羅漢図や釈迦とともに描かれたものなど多数が知られています。そんな中国絵画に習い、さらに壮大な企画を練った一信。空前絶後の100幅は約10年の歳月を制作に費やしましたが、96幅まで描き終えたところで一信は病気により他界し、残り4幅は妻や弟子によって完成されたそうです。

江戸東京博物館『五百羅漢 幕末の絵師 狩野一信』

増上寺では羅漢堂を建立して、数幅ずつ定期的に展示をしてきましたが、昭和20年の空襲で羅漢堂が全焼して以来、秘宝として蔵の中で眠り続けたこの100幅の羅漢図。今年は法然上人の八百年御忌ということもあり、全点が一気に鑑賞できるまたとない機会が実現しました。ひとつひとつの存在感ももちろん、幾重にも続く羅漢図の空間をお楽しみください!



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