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REPORT展覧会レポート

2011.02.23

練馬区立美術館『グランヴィル 19世紀フランス幻想版画』 (2011.02.23更新)
 

練馬区立美術館『グランヴィル 19世紀フランス幻想版画』

2011年2月23日~4月3日開催、練馬区立美術館『グランヴィル 19世紀フランス幻想版画』。19世紀を代表するフランスの版画家・グランヴィル。1829年に刊行された「当世風変身譚」の挿絵で、獣頭人身を描き、話題となりました。諷刺画は多くのファンが今でもたくさんいるジャンルのひとつ。グランヴィルの作品がここまで集まる展覧会は初とのことです。

練馬区立美術館『グランヴィル 19世紀フランス幻想版画』

今年話題の「シュルレアリスム」、その芸術運動の先駆ともいわれているグランヴィル。その活動の幅は、諷刺といっても幅広く、諷刺誌『カリカチュール』へ寄稿していた政治諷刺画からラ・フォンテーヌ『寓話』の挿絵まで……。晩年は前述のシュルレアリスムの世界観との共通項も多く見られる、幻想世界を描いていました。不思議の国のアリス』で知られるルイス・キャロルをはじめ、あらゆる芸術家が影響を受けたと語っています。またそのうちのひとりであるエミール・ガレの作品も、今回特別出品されています。

練馬区立美術館『グランヴィル 19世紀フランス幻想版画』

今回の展示は明治大学教授でフランス文学者の鹿島茂さんのコレクションをもとに構成されています。鹿島さんは古書愛好家としても有名で、膨大なコレクションを所有しているその一部がグランヴィル作品とのこと。同館では、鹿島さんの蒐集作品群を連続的に展覧していくそうで、今回がその第一弾となります。



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