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REPORT展覧会レポート

2011.01.17

東京国立近代美術館『「日本画」の前衛 1938-1949』 (2011.01.17更新)
 

東京国立近代美術館『「日本画」の前衛 1938-1949』

2011年1月8日~2月13日開催、東京国立近代美術館『「日本画」の前衛 1938-1949』。日本画というくくりからは想像もつかない幅広い表現と工夫を凝らした作品が楽しめる展覧会。1930年代後半といえば、社会的にも激動の時期でした。そんななか、伝統的な美意識ではなく自身の求める「美」を追求した作家が多く登場しました。

東京国立近代美術館『「日本画」の前衛 1938-1949』

その中心となったのが、1938年4月に結成された歴程美術協会という団体。日本画家としてまったく新しい日本画を制作していったその活動に焦点を当てます。影響を受けたのは抽象やシュルレアリスム、バウハウスの造形理論など様々。それらを日本画という伝統的な画風に取り入れ、当時の展覧会には写真や工藝作品も発表されていたそうです。

東京国立近代美術館『「日本画」の前衛 1938-1949』

展示作品はどれもメッセージ性が強く、これまでの日本画のイメージを覆すものばかり。そしてそれらが制作された時代背景も作品から伝わってきます。当時は前衛だったかもしれない日本画の世界は、21世紀という今、現代アートの先がけとして新進作家に確実に受け継がれている動脈であると思います。インパクトのある展覧会、必見です!



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