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REPORT展覧会レポート

2011.01.12

国立新美術館『DOMANI・明日展2010』作家ギャラリートーク (2011.01.12更新)
 

国立新美術館『DOMANI・明日展2010』

2010年12月11日~2011年1月23日開催、国立新美術館『DOMANI・明日展2010』。文化庁主催の海外派遣制度で留学経験のある作家に焦点をあてた展覧会では、作家自らが作品について、留学経験について話す機会を毎回設けています。今回は本展では3回目となる1月10日開催のギャラリートークにお邪魔してきました。遠山香苗さん、赤崎みまさん、神戸智行さんが参加され、来場者の方々も丁寧に耳を傾けている様子が印象的でした。遠山さんの作品の普遍的なテーマである「光」について、来場者の方から質問を受けていたタイトルの意味など、トークによって作品に対する理解がさらに増したのでは。

国立新美術館『DOMANI・明日展2010』

今回展示されている12人の作家の中でも、最も開放感のある展示空間を作り出しているのが神戸智行さんの展示です。壁や床にまで広がる自然あふれる爽やかな池。トークでもそんな自然というキーワードが神戸さんからも多く聞くことができました。「制作していくなかで“楽しくこだわっていける”ものはなんだろうと考えたとき、自分が好きなものじゃないとダメだと気づいた」と言う神戸さん。その好きなものというのが、生まれ育った田舎の自然であり、池の中に昆虫や小さな動物だということ。神戸さんの「好きなこと」がとてもよく伝わってきました。

国立新美術館『DOMANI・明日展2010』

そして神秘的な写真作品が心に残る、赤崎みまさんのギャラリートークでは、ご本人から「よくこれは描いているんですか?とか、デジタルで加工しているんですか?と聞かれるますが、ライティングにこだわっていて、このままの世界を撮影時に再現しているんです」と説明がありました。たしかに写真作品ではないような完成度の高さなので、描いていると思う方がいるのも納得です。1月15日にも最後のギャラリートークが開催されます。彫刻の古郷秀一さん、深井聡一郎さんと写真の三好耕三さんが登場。こちらもぜひチェックしてください。



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