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REPORT展覧会レポート

2010.10.23

三井記念美術館『円山応挙 空間の創造』 (2010.10.23更新)
 

三井記念美術館『円山応挙 空間の創造』

2010年10月9日~11月28日開催、三井記念美術館『円山応挙 空間の創造』。京都画壇の巨匠として今でも人気の高い絵師・円山応挙。応挙の最盛期の作品を中心に屏風や襖などの大作が一堂に介します。本展ではとくに大画面の作品を大胆に展示しています。襖や屏風と同じ空間に“居る”という時の流れを贅沢に味わうことのできる展覧会といえます。

三井記念美術館『円山応挙 空間の創造』

応挙は、遠くから見たときに真価を発揮する、「遠見(とおみ)の絵」というものを意識して大画面の作品を制作していたそうです。本展ではそんな遠くから眺めたときに感じる世界観を体感してもらいたいというポイントがあるとのこと。近くによると、ちょっと雑な筆致でも、遠めで見るとそれが存在感に変化している……応挙の“計算”を再発見することができます。また、毎年お正月恒例となっている同館の国宝「雪松図屏風」もちょっと早めに鑑賞することもできますよ。

三井記念美術館『円山応挙 空間の創造』

さらに初公開作品もあります。「松鶴図屏風」は応挙38歳の作品。新発見されたこの屏風の公開は前期(~11月7日)だけ。お見逃しなく! 応挙が得意とした松のモチーフの競演が後半の見どころ。「雪松図屏風」と「松に孔雀図襖」の水墨ながらも生き生きとした松を堪能してください。展示替えあり。



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