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REPORT展覧会レポート

2010.10.07

練馬区立美術館『稲垣仲静・稔次郎兄弟展』 (2010.10.07更新)
 

練馬区立美術館『稲垣仲静・稔次郎兄弟展』

2010年9月14日~10月24日開催、練馬区立美術館『稲垣仲静・稔次郎兄弟展 -兄仲静は夭折の日本画家、弟稔次郎は型絵染の人間国宝』。日本の美術界でも大きなうねりの時代であった大正期、25歳という若さで亡くなった才能溢れる日本画家がいました。その名は稲垣仲静。そして、その弟で型絵染の人間国宝として活躍した稔次郎。ふたりの芸術の足跡をたどる展覧会が開催中です。

練馬区立美術館『稲垣仲静・稔次郎兄弟展』

本展では、兄・仲静の現存することが確認できた、すべての遺作を展示しています。その作風は、見る人によって感じ方が異なるかもしれません。一見かわいらしくキュートに思える作品もありますが、内に秘める狂気のようなものも感じ取れる、感情豊かな作品たち。これまであまり紹介される機会がなかったことがもったいないくらいです。弟・稔次郎の作品は代表的なものを集め、その作風を俯瞰して捉えることができます。

練馬区立美術館『稲垣仲静・稔次郎兄弟展』

稔次郎は生前、いつか兄と二人展をしたいとよく口にしていたそうです。生涯兄を尊敬し、自身の作家人生にも大きな影響を与えた兄との兄弟展が、時を経てようやく念願叶って開催となったのです。ふたりの作品はジャンルの異なる、一見共通項を見つけるのは難しいようなものばかり。でも、兄弟の絆から浮かび上がる、ふたりの価値観はどこか似ているものがあるのかもしれません。



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