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REPORT展覧会レポート

2010.09.22

山種美術館『日本画と洋画のはざまで』 (2010.09.22更新)
 

山種美術館『日本画と洋画のはざまで』

2010年9月11日~11月7日開催、山種美術館『開館1周年記念特別展 日本画と洋画のはざまで』。昨年、装いも新たに移転しオープンした山種美術館。その開館1周年を記念した特別展として開催中の展覧会では、日本画と日本における油彩画である「洋画」という異なるジャンルを取り上げています。同館といえば、日本画の専門美術館として高い評価を受けています。そんな会場で見る「洋画」が気になるところです。

山種美術館『日本画と洋画のはざまで』

とくに明治期は従来の日本画の技術を踏襲した芸術と、文明開化によって新たな材料・技法を用いた洋画壇の誕生とが重なります。といってもこの2つのジャンルは対立していたわけではなく、互いに影響を与え合う存在だったようです。同館おなじみの日本画家へも、洋画だけでなく西洋美術の影響は強いものがあり、そんな画風の変遷が感じられる作品が並びます。

山種美術館『日本画と洋画のはざまで』

作品75点前後によって、日本画と洋画を比較展示している会場では、技法や材料、モチーフなどの両者の歩みよりも感じられます。竹内栖鳳、速水御舟、小林古径といった日本画家、岸田劉生、梅原龍三郎、高橋由一らの洋画家の作品を通して、近代日本の絵画芸術の層の厚さを再認識できる展覧会です。



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