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REPORT展覧会レポート

2010.08.30

三菱一号館美術館『三菱が夢見た美術館』 (2010.08.30更新)
 

三菱一号館美術館『三菱が夢見た美術館』

2010年8月24日~11月3日開催、三菱一号館美術館『三菱が夢見た美術館 岩崎家と三菱ゆかりのコレクション』。開館後2回目となる特別展は三菱が夢見た「丸の内美術館」を同館を使って再現するという、一風変わった展覧会。というのも、三菱を興した岩崎家2代目社長の岩崎彌之助には実際に文化施設を丸の内に作るという夢があったのです。

三菱一号館美術館『三菱が夢見た美術館』

彌之助はイギリス人建築家ジョサイア・コンドルに、丸の内における三菱初の洋風事務所建築である旧三菱一号館の設計を任せました。明治中期、丸の内を文化的な街にしようコンドルと相談しつつ丸の内に美術館や劇場を作ろうと試みた痕跡が、“Proposed. Art Galleries. Maru no Uchi. Tokio(丸の内美術館案)”と銘打った図面に残っています。実際に三菱が収集したもの、ゆかりのある施設のコレクションなどが本展では楽しむことができます。

三菱一号館美術館『三菱が夢見た美術館』

それらは日本美術、東洋、西洋と幅広く、そして注目すべきは書物の充実さ。ひとつのテーマを軸にした展覧会を観ているというよりは、美術館の常設展を観ているような構成となっています。それは110年前に計画された「丸の内美術館」の展示室だったのかもしれません。作品数も多く、様々なジャンルの名作や懐かしいポスターなどが楽しめる展示になっています。



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