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REPORT展覧会レポート

2010.08.26

根津美術館『コレクションを未来へ』 (2010.08.26更新)
 

根津美術館『コレクションを未来へ』

2010年8月21日~9月26日開催、根津美術館『新創記念特別展 第8部 コレクションを未来へ』。昨年のリニューアル開館以来、新創記念特別展として国宝級の所蔵品をおしげもなく公開してきた根津美術館。そのコレクションは、創立者初代根津嘉一郎が蒐集した茶道具や仏教美術、青銅器などが中心となっているそうです。さらに寄贈されたものも加えてバランスの取れた、日本美術における名コレクションが生成されていきました。

根津美術館『コレクションを未来へ』

本展は新創記念特別展シリーズの最後を締めくくる、そのコレクションの形成の過程をテーマにおいた展覧会。根津美術館の核となるジャンルにおける嘉一郎の蒐集品を公開するとともに、秋山、小林、植村、茂木、山本など8つの寄贈コレクションから特徴的な作品を紹介しています。円山応挙「藤花図」が出迎える展示室には各ジャンルの逸品が凄然と置かれています。

根津美術館『コレクションを未来へ』

同館のコレクションは国宝7件、重要文化財87件を含む約7,000件にのぼります。私立美術館としてとても膨大な規模ですが、驚くべきはそのうち寄贈作品が1,800件あまり。日本美術における同コレクションの信頼の高さが、寄贈コレクションの豊富さを物語っています。そんなコレクションが日本にとってかけがえのないものだと再認識できる展覧会となっています。日本美術の逸品が今後も最良の状態で未来に繋がっていけるようにとの思いのこもった展覧会です。



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