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REPORT展覧会レポート

2010.08.24

サントリー美術館『誇り高きデザイン 鍋島』 (2010.08.24更新)
 

サントリー美術館『誇り高きデザイン 鍋島』

2010年8月11日~10月11日開催、サントリー美術館『誇り高きデザイン 鍋島』。江戸時代、徳川家や大名家への献上品として鍋島藩が製作していた最高級の磁器「鍋島」。中国磁器よりもより良いものをと作られた鍋島は、質の高さと美しさで当時の将軍や大名だけでなく、時を経た現代の人々をも魅了し続けています。本展は、鍋島藩が威信をかけ作り上げたうつわの数々に記されたデザインに着目した展覧会になります。

サントリー美術館『誇り高きデザイン 鍋島』

高い美意識に支えられ、多くの名作を生んだ鍋島。幾重のバリエーションも可能な青紫色の美しさは、この季節に鑑賞すると涼を運んできてくれます。今回は5件の重要文化財を含む約130件を展示。「技」「色」「構図」「モチーフ」に着目して展示を構成し、それぞれの逸品の素晴らしさを照らしています。うつわの中に描かれた物語を感じ取ることのできる、状態のいい作品が多く残っていることもありがたいですね。

サントリー美術館『誇り高きデザイン 鍋島』

江戸の世に200年あまり続いた鍋島藩窯ですが、明治の到来とともに廃止されてしまいます。しかし、鍋島藩窯の職人達はその後も「鍋島」の技を伝統工芸として伝えてきたそうです。終盤では現代における「色鍋島」の名門である、14代今泉今右衛門氏の作品も出品されています。鍋島藩窯の歴史はもちろん、1枚1枚の作品に込められたヒストリーにも想いを馳せることのできる素敵な空間が広がっています。



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