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REPORT展覧会レポート

2010.08.09

東京都写真美術館『オノデラユキ 写真の迷宮へ』 (2010.08.09更新)
 

東京都写真美術館『オノデラユキ 写真の迷宮へ』

2010年7月27日~9月26日開催、東京都写真美術館『オノデラユキ 写真の迷宮へ』。国際的に活躍する女性写真家のオノデラユキさんの個展が開催中です。オノデラさんは、1990年代から頭角を現し、日本の写真表現に新風を吹き込んだ新世代の写真作家のひとりとして評価されています。パリを拠点に活躍している現在は、今展でも展示されているシリーズ作品の制作に意欲的に取り組んでいます。

東京都写真美術館『オノデラユキ 写真の迷宮へ』

オノデラさんの作品は、どこか物語性のある作風だと感じます。純粋に写真に収めるだけではなく、そこに創造性、造形性があるユニークな作品が多く、若手写真家の登竜門でもある木村伊兵衛賞を2003年、《古着のポートレイト》、《カメラ》、《真珠のつくりかた》など9シリーズを収めた作品集『カメラキメラ』で受賞しました。2006年にはフランスにおける最も権威ある写真賞「ニエプス賞」も受賞しています。

東京都写真美術館『オノデラユキ 写真の迷宮へ』

本展では同館の新収蔵作品でもある「Transvest」、「12speed」を含む主要シリーズを集め約60点を展示しています。作品の多くは日常を切り取ったものですが、それらはどこか謎めいています。写真という真実と隣り合わせであるべきものを利用した“視覚の迷宮”へと誘ってくれる独特の世界をたっぷりと味わうことができます。女性らしいモチーフやテーマも多く、ぜひ女性に楽しんでもらいたい写真展でもあります。



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