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REPORT展覧会レポート

2010.07.28

Bunkamuraザ・ミュージアム『ベルギー王立図書館所蔵 ブリューゲル版画の世界』 (2010.07.28更新)
 

Bunkamuraザ・ミュージアム『ベルギー王立図書館所蔵 ブリューゲル版画の世界』 

2010年7月17日~8月29日開催、Bunkamuraザ・ミュージアム『ベルギー王立図書館所蔵 ブリューゲル版画の世界』。16世紀ネーデルラントの巨匠ピーテル・ブリューゲル(1525/30-69)の作品が堪能できる展覧会が開催中です。ブリューゲルの作品はコアなファンを持ち、現在でも熱い支持を受けている作家といえます。日本でも人気が高い作家ともいえます。本展はベルギー王立図書館の全面的な協力のもと、ブリューゲルと同時代の作家の版画作品も合わせ、150点を展示しています。

Bunkamuraザ・ミュージアム『ベルギー王立図書館所蔵 ブリューゲル版画の世界』 

ブリューゲルは当時、画家を多く輩出した一族としても知られています。なかでも最も有名なこのピーテル・ブリューゲルは「ブリューゲル(父)」などと表記されていることも多くあります。一方、「ブリューゲル(子)」と表記される長男は地獄の絵を描いたことで知られ、「地獄のブリューゲル」という呼び名も。本展ではピーテル・ブリューゲルが油彩に移行するまでに多く手がけた版画作品に焦点をあて、その題材となった寓話なども掘り下げて紹介しています。

Bunkamuraザ・ミュージアム『ベルギー王立図書館所蔵 ブリューゲル版画の世界』 

とても細かく、そしてグロテスクですがユーモアに溢れる作品はとても魅力的です。本展では作品に描かれているユニークなモチーフをキャラクター化し、会場の各所にエッセンスとして取り入れている点にも注目です。版画作品はとても細かく、ひとつひとつが大きな作品ではないため、近くまで寄ってじっくりと鑑賞しないと良さが伝わらないかもしれませんが、本展のために作られた図録には細かい部分まで詳しく載っているので、ぜひこちらもチェックしてみてください。フィギュアなどのグッズも展開しているそうで、また新たなファンが生まれるのではないでしょうか。



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