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REPORT展覧会レポート

2010.05.18

東京都写真美術館『古屋誠一 メモワール.』 (2010.05.18更新)
 

東京都写真美術館『古屋誠一 メモワール.』

2010年5月15日~7月19日開催、東京都写真美術館『古屋誠一 メモワール.』。古屋誠一さんは、ヨーロッパを拠点にして活動を行う写真家。ライフワークともいえるシリーズに、1985年に東ベルリンで自ら命を絶った妻・クリスティーネさんとの「沈黙の会話」を綴る写真集があります。今回はそのシリーズを中心とした作品を展示し、写真を通して、ひとりの女性と向き合う写真家の姿を追っていきます。

東京都写真美術館『古屋誠一 メモワール.』

「写真とは、“どうしようもない何か”と向き合うもの」という古屋さんの言葉が重くのしかかるような、静謐ですがとても意味深いメッセージの込められた作品が並びます。同じサイズ、同じ目線に並べられた作品は、どれも日常を切り取ったものばかり。それは写真家の目線でもありますが、そのまま観る人の日常にも重なることができてしまう、そんな1枚1枚ばかりです。

東京都写真美術館『古屋誠一 メモワール.』

今展のタイトルには『メモワール.』とピリオドが付けられています。これはこのシリーズの集大成を示しており、またこのシリーズを作ってきた先にみえた答えがあるのかもしれません。まるで写真集をみているような気分になる展覧会、ぜひ古屋さんの写真集も手にとってご覧になってみてください。



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