MENU

MuseumCafe/ミュージアムカフェ

博物館・美術館情報サイト「ミュージアムカフェ」

REPORT展覧会レポート

2010.05.05

国立新美術館『ルーシー・リー展』 (2010.05.05更新)
 

国立新美術館『ルーシー・リー展』

2010年4月28日~6月21日開催、国立新美術館『ルーシー・リー展』。20世紀を代表する陶芸家のひとり、ルーシー・リー。彼女の回顧展がはじまりました。今もなお、多くのファンを持ち、その作品は色あせることがありません。作品としての価値ももちろんですが、「使いたい」「欲しい」と思わせる、親近感も持ち合わせたうつわの数々。今回は250点にもおよぶその作品から、彼女の生涯を追っていきます。

国立新美術館『ルーシー・リー展』

彼女の作家人生を追っていくと、作風も様々に変化していきます。巨匠バーナード・リーチの存在も大きかった亡命直後の時代の作品からは当時では斬新なデザインのものが多かったそう。さらに戦争の影響で余儀なくはじめたボタン作りにもそのセンスは生かされています。今展でも多数のボタンが出品されていますが、本当にどれもかわいらしくて、女性なら見入ってしまうこと間違いないと思います。

国立新美術館『ルーシー・リー展』

カップ&ソーサーなど実用的なものを作るのが多くなった40年代以降、彼女の仕事は軌道にのっていきます。陶器のほか磁器の制作もはじめ、88歳で倒れるまで、その人生のほとんどを陶芸にささげたルーシー。様々な技法も生み出し、釉薬の色彩の鮮やかさは他の陶芸家もなかなか真似ができないほど。この展覧会を観ていると、自分の生活をもっと心豊かに過ごしたいと思えてきます。陶芸に興味のない人でも必ず楽しめる!そんな展覧会です。



↑ PAGE TOP