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REPORT展覧会レポート

2010.04.23

東京国立博物館『細川家の至宝 珠玉の永青文庫コレクション』 (2010.04.23更新)
 

東京国立博物館『細川家の至宝 珠玉の永青文庫コレクション』

2010年4月20日~6月6日開催、東京国立博物館『細川家の至宝 珠玉の永青文庫コレクション』。永青文庫は旧熊本藩主・細川家に伝来した文化財を後世に伝えるために、16代細川護立によって1950年に設立。その所蔵品は、8万点を超える、日本有数の文化財コレクションとしても有名です。様々なジャンルにおよぶ所蔵品は当時の文化を知る上でとても貴重な作品ばかり。細川家の歴史とともに、日本の伝統文化も景観できる展覧会です。

東京国立博物館『細川家の至宝 珠玉の永青文庫コレクション』

歌人として活躍した藤孝の和歌資料、利休の高弟としてその教えを後世に伝えた忠興の茶道具、その妻でキリシタンであったガラシャの遺愛の品々……そして鎌倉幕府の御家人として始まった細川家の歴史のわかる武具などが展示されています。甲冑や鞍、刀剣といった品々は関が原の戦いで使用されたものなど歴史背景とリンクしているものが多く、代々続く細川家の繁栄も感じ取ることができます。

東京国立博物館『細川家の至宝 珠玉の永青文庫コレクション』

展示後半では、護立が収集した美術品の中から選りすぐりの名品を出品しています。近代日本を代表する美術コレクターである護立の審美眼は西洋美術にも。今回の展示のなかでマティスの絵画が観られるとは意外でした! さらに同時代を生きた横山大観や菱田春草、小林古径といった日本画家の活動を支えていたパトロンとしての役割、コレクションのきっかけとなったとされる白隠慧鶴の書画など見どころ満載です。歴史とコレクションの美学が合わさった展覧会です。



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