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REPORT展覧会レポート

2010.02.23

東京国立博物館『没後400年 特別展 長谷川等伯』 (2010.02.23更新)
 

東京国立博物館『没後400年 特別展 長谷川等伯』

2010年2月23日~3月22日開催、東京国立博物館『没後400年 特別展 長谷川等伯』。長谷川等伯の没後400年にあたる今年、等伯の全貌に迫る展覧会が開催されます。その幅広い画業をたどる構成は、まず「信春」と名乗っていた時代から紹介されていて、これまでの等伯のイメージであった水墨画の屏風などの作品群とは雰囲気も筆致も異なる仏画が満載です。力強く、インパクトのある作品ばかりで回顧展とは思えない幅の広さを展覧会の序盤から感じ取ることができます。

東京国立博物館『没後400年 特別展 長谷川等伯』

30代になった等伯は、仏画だけでなく、肖像画や花鳥画といった様々な画題を器用に描き分けていきます。これらはときにダイナミックに、ときに緻密に、そしてチャーミングだと感じられる作品もあったり……。当時の天下人・豊臣秀吉にも寵愛されたといわれています。今回は国宝3件、重要文化財約30件、重要美術品1件を含めた約80件の名品を一挙公開。アーティストにもファンの多い等伯の魅力がこれでもかと詰まっています。

東京国立博物館『没後400年 特別展 長谷川等伯』

その国宝3点が、「松林図屏風」(東京国立博物館蔵)、「楓図壁貼付」、「松に秋草図屏風」(京都・智積院蔵)。この3点は全期間公開という豪華さ。さらに圧巻なのが三大涅槃図のひとつ「仏涅槃図」。高さ10メートルにも及ぶ超大作が会場にどーんと展示されています。釈迦の入滅の様子を描いている作品で、周りでは弟子たちが釈迦の死を嘆き悲しんでいる様子が伺えます。

東京国立博物館『没後400年 特別展 長谷川等伯』

ここ東京国立博物館では、25日間という会期の短さ! さらに巡回先の京都国立博物館(4/10~5/9)でも27日間と短期間です。等伯という人物がこれでもかと味わえる展覧会、お見逃しなく!



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