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REPORT展覧会レポート

2010.02.13

山種美術館『大観と栖鳳 東西の日本画』 (2010.02.13更新)
 

山種美術館『大観と栖鳳 東西の日本画』

2010年2月6日~3月28日開催、山種美術館『大観と栖鳳 東西の日本画』。明治以降の日本画壇をリードしてきた、横山大観と竹内栖鳳。このふたりの作品を軸に、「東の大観、西の栖鳳」を並び称される言葉のように、東西の画壇で活躍した作家作品もあわせて紹介。対比しながら鑑賞できる東京画壇と京都画壇、どちらが好みか、また作家それぞれの個性も際立つ日本画の世界が楽しめます。

山種美術館『大観と栖鳳 東西の日本画』

明治、大正、昭和に活躍した日本画家たちの名品が並ぶなか、東と西を意識しながら鑑賞するのが新しい試み。会場を入ると、まずは東京画壇から。大観の師でもある橋本雅邦、下村観山、菱田春草などの作品が楽しめます。続いて京都画壇は、菊池契月や栖鳳の私塾である竹杖会の作家である上村松園、西村五雲などを展示。見どころは同館所蔵の大観《燕山の巻》と《楚水の巻》。全長17mと14mもある二大絵巻の全編公開は見ものです(会期中、展示替えがあるのでご注意)。《楚水の巻》を大観が制作したのは1910年。ちょうど100年前の作品ですが、現代でも色あせない魅力があります。

山種美術館『大観と栖鳳 東西の日本画』

栖鳳は同館が所蔵するなかでもとても人気が高い重要文化財《班猫》を2年ぶりに展示しています。とても愛らしく、日本画独特の材質で描かれた細かい部分は目の前に立ち止まってじっと見つめるお客さんが後をたたないくらい。こちらをじいっと見つめる目がとても可愛らしい作品です。山種美術館のなかでも選りすぐりの日本画が楽しめ、さらに同時代の東西の画壇の比較がおもしろい展覧会、必見です。



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