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REPORT展覧会レポート

2010.02.10

東京都現代美術館『MOTアニュアル2010:装飾』 (2010.02.10更新)
 

東京都現代美術館『MOTアニュアル2010:装飾』

2010年2月6日~4月11日開催、東京都現代美術館『MOTアニュアル2010:装飾』。毎年恒例の展覧会が今年も始まりました。MOTアニュアルは同時代を生きる若手アーティストを紹介する展覧会として、1999年より開催しているもの。今年でついに10回目を迎えました。今回は「装飾」をテーマとして、繊細かつダイナミックな作品が並びます。10人の現代作家の作品の競演が楽しめる、時代性を随所に感じる展示となっています。

東京都現代美術館『MOTアニュアル2010:装飾』

「装飾」と聞いて、どんな作品を連想するでしょうか。歴史を彩ってきた装飾文化はその時々の時代の空気を演出するものとして重要な役割を担ってきました。そんなエッセンスを取り入れながら“今”を表現している作家たち。造形についてのアプローチだけでなく、テーマからも装飾というキーワードを感じる作品もあります。作家それぞれの個性が光る展示は、山本基さんの500kgの塩によるインスタレーションをはじめ、塩保朋子さんの高さ6mを超える切り絵作品、水田寛さんの幅6mの油彩作品などインパクトがあり洗練されたものが展示されています。

東京都現代美術館『MOTアニュアル2010:装飾』

公開制作で観る時期によって製作過程が垣間見える作品にも注目です。また、今展のテーマ「装飾」の意味を浮き彫りにする関連プログラムも実施。ケルト美術の研究からはじまり、世界各地の装飾を採集し装飾による新しい人類史を組み立てる多摩美術大学教授の鶴岡真弓さんによる講演会をはじめ、440年間使われ続けたメルカトル図法に替わる新しい地図図法で注目される鳴川肇さん、モデルとしても活躍中のアートライター工藤キキさんなど、多彩なゲストのアーティストトークを開催。実際に作家の声を聞けるチャンスでもあります。



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