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REPORT展覧会レポート

2010.01.15

パナソニック電工汐留ミュージアム『木田安彦の世界』 (2010.01.15更新)
 

パナソニック電工汐留ミュージアム『木田安彦の世界』

2010年1月16日~3月22日開催、パナソニック電工汐留ミュージアム『木田安彦の世界 木版画[西国三十三所]/ガラス絵[日本の名刹]』。木田安彦さんというお名前を知らなくても、きっとその作品を見たことはあるはず。とくに有名なのが入浴剤「旅の宿」の版画。日本の文化や風情溢れる景色を切り取った作品で国内外から評価の高い作家のひとりです。絵画作品をはじめ、ポスターやカレンダーなど幅広いフィールドで活躍をするその集大成を、木版画「西国三十三所」シリーズとガラス絵で紹介します。このガラス絵は5年シリーズのカレンダー「日本の心・名刹」のために制作されたもの。それぞれ圧倒的な存在感のあるシリーズです。

パナソニック電工汐留ミュージアム『木田安彦の世界』

会場に入るや否や、版画作品の制作に用いた主版下絵、主版彫り上がりが一面に展示されている風景に圧倒されます。この努力の成果が次の展示室に温かい雰囲気の木版画となって展示されていて、構図のおもしろさで1点1点違った魅力を放つ36点が並んでいます。このシリーズは木田さんが木版画政策の集大成として5年の歳月をかけて取り組んだもの。生まれ故郷である京都がはぐくむ日本の素晴らしさを作品を通して世界に発信し続けています。初めて見た作品だけれど、どこか懐かしい。そんな気持ちになる作品です。

パナソニック電工汐留ミュージアム『木田安彦の世界』

そして後半にはガラス絵シリーズ「日本の心・名刹」が。凄まじいエネルギーをかけて作った新作2点は木田さんの作家人生のけじめの作品といえるものだそうです。内覧会時のギャラリートークでは、「今後は富士を描いてみたい」と語っていた木田さん。これから、どんな新しい世界を描いていくのかも楽しみです。
展覧会初日にはオープニング記念として「スペシャルギャラリートーク」も開催(14:00~15:00)。



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