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2010.09.29

『文化発信し、地域活性化を』 足利・龍泉寺 常設美術館を開館

 

 足利市助戸の龍泉寺が本堂地下の客殿を改装し、寺が所蔵する美術品などを一般公開する「龍泉寺美術館」を開館した。源田俊昭住職(68)は「文化の発信を通して地域の活性化につなげたい」と話し、十月二十四日まで落成記念展が開かれている。

 同寺は一二〇五年の創建とされ、開創八百年を迎えた二〇〇五年から毎年五月三~五日に「ほほえみ美術館」と称して、本堂や客殿を使って所蔵品を公開していた。例年三日間で三千人ほどが訪れる人気で、常設を望む声や社会貢献を考え、源田住職が美術館の開館を決意。今年一月から工事を進め、今月十八日に落成を迎えた。

 美術館は約三百平方メートルの広さで、奈良市の唐招提寺をイメージした和室に作品を展示。作品を傷めないよう、照明にはすべて発光ダイオード(LED)を使っている。日本の伝統文化である茶道に親しんでもらおうと茶室も設けた。

 落成記念展では、県指定文化財の椿椿山の「大橋淡雅夫人民子像」をはじめ、伊藤若冲や円山応挙、田崎草雲、横山大観、棟方志功らの絵画や浜田庄司、板谷波山の陶芸作品、江戸幕府十五代将軍徳川慶喜の書など貴重な逸品約四十点が並ぶ。源田住職は「美術品は持っているだけではだめ。多くの人が本物を見て、感動してくれれば」と話している。

詳しくは 東京新聞



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