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2010.07.23

国重文の鉄鍋破損 岩手県立博物館、展示作業中

 

 県教委は20日、県が所有する平安時代の遺物、内耳鉄鍋(ないじてつなべ)を破損したと発表した。内耳鉄鍋は平泉遺跡群(柳之御所遺跡)=平泉町=出土品の一つで、国の重要文化財に指定されている。県立博物館の企画展準備作業中に起こったもので今後、文化庁の指導を受けながら復旧作業に取り組む。

 内耳鉄鍋は直径33・6センチ、高さ16・5センチ、重さ2キロ弱。県の調査で柳之御所遺跡の堀の底部から1988年に発掘された。今年6月に重要文化財に指定された出土品942点のうちの1点で、県立博物館が保管している。

 23日に開幕する北東北三県共同展「境界に生きた人々」の準備作業のため16日、同館の男性学芸員が展示作業中に鍋を傾けた際、鍋のふちを押さえていた親指に力がかかり一部が四つの破片(5センチ×3センチ)にかけた。

 内耳鉄鍋は90年に保存処理が施されたが、さびが予想以上に進んでいたことを認識しないまま取り扱ったために起きたという。

 県教委は16日、文化庁に報告。今後、文化財保護法などに基づき届け出を行い、指導を受けながら復旧作業を行う。

詳しくは 岩手日報



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