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昭和の洋画を切り拓いた若き情熱 1930年協会から独立へ

八王子市夢美術館

 

第一次世界大戦が終結すると、パリは芸術の都として再び華やかな季節を迎えます。世界中から多くの画家が集まり、特に活躍が華々しかった画家たちはエコール・ド・パリと呼ばれました。日本からも多くの若い画家がパリに憧れ渡仏しています。「1930年協会」は1920年代前半をパリで過ごした画家、木下孝則、小島善太郎、里見勝蔵、佐伯祐三、前田寛治により新しい作品発表の場として、帰国後に結成されたグループです。わずか5人で始めた同協会は、またたく間に400名が集う勢力へと成長しました。
 しかし、創立メンバーの木下、佐伯の再渡仏と佐伯の客死、里見の離脱、更に前田の死によって、足並みを乱した1930年協会は画壇再編の渦にのみ込まれていきます。ついには名称の由来となった1930年に、創立メンバーの小島善太郎を含む気鋭の洋画家14名による新たな美術団体が誕生したことで、その活動に終止符が打たれました。その美術団体の名称は「独立美術協会」。既存の美術団体との絶縁、新時代の美術の確立を高らかに謳いあげ、画壇を牽引していくことになります。
 本展覧会をとおして、昭和初期の画壇に新風を吹き込み新しい時代の幕を開いた若き画家たちの情熱を感じ、お楽しみいただければと思います。

※本展覧会は1930年協会結成90周年を機に「1930年協会」を軸に昭和初期の洋画壇の変遷を顧みる全国巡回展として企画されました。鳥取県立博物館を皮切りとして、田辺市立美術館(和歌山)、河口湖美術館(山梨)、北海道立函館美術館、酒田市美術館(山形)、北九州市立美術館分館(福岡)で開催され、八王子市夢美術館(東京)が最終会場となります。

開催場所
八王子市夢美術館
開催期間
2017/09/15~2017/11/05
休催日
月曜日※ただし、祝日の場合は開館し、翌火曜日が休館
開催時間
10:00〜19:00(入館は閉館の30分前まで)
料金
一般700円、学生・65歳以上350円、未就学児無料
主催
(公財)八王子市学園都市文化ふれあい財団(八王子市指定管理者)
公式サイト
http://www.yumebi.com/
お問い合わせ
042-621-6777
ジャンル
洋画・水彩・素描・版画





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