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COLUMNコラム

2010.01.07

MUSEUM-TENUGUI巡礼

江戸東京博物館

 

美術館・博物館に行くと、必ず寄ってしまうのがミュージアムショップ。名作絵画のポストカードやクリアファイル、一筆箋などの定番商品が並ぶなか、各館のオリジナル商品のなかでもよく目にする「手ぬぐい」をピックアップ。使い勝手抜群、男女問わず喜ばれる人気の手ぬぐいをご紹介します。

「江戸のものうりや」をテーマにしたミュージアムショップ

江戸東京博物館
江戸東京博物館は、その名の通り「江戸」と「東京」にまつわる企画展のほか、豪華な常設展示、テーマ展示も話題の博物館。両国という風情のある下町にあり、両国国技館と並ぶ観光名所としても有名です。

入館料なしで利用できるミュージアムショップには、数千点の商品が並び、江戸と東京に関する資料などの書籍類、展覧会図録も豊富です。オリジナル商品も充実していて、同館のマスコット的キャラクターの犬張子、子供を災いから守るという赤絵みみずくなど子どもにも人気のモチーフも多数、江戸の粋を象徴する意匠である縞柄のグッズ類などを展開しています。

下町ならではのコラボレーション商品も多くあり、なかでもお菓子は東京の定番和菓子に博物館オリジナルのパッケージをあしらったものが並んでいます。榮太樓飴もそのひとつ、パッケージには浮世絵の美人画や町火消、日本橋が描かれています。どの商品もお土産にピッタリです。

ショップは大きく2箇所に分かれていて、そのうちのひとつは「江戸のものうりや」をテーマに、内装も江戸時代の商店をイメージした造りになっています。今回ピックアップする手ぬぐいもこちらのものうりやの定番商品として陳列されていて、他にもぽち袋や雑貨など、細々とした季節商品を取り扱っています。外国からのお客様も多く、お土産用にと大量に商品を購入していく人も少なくないそう。江戸の風情が気軽に味わえる、“粋”なショップとして人気があります。

オリジナル手ぬぐいは12種類! さらには100種以上の手ぬぐいが一堂に

江戸東京博物館

そんな同館のオリジナルの手ぬぐいは、なんと12種類も展開しているそうです。赤絵みみずくや縞柄の手ぬぐいのほか、所蔵作品をモチーフにした柄を独自で開発。開館当初から少しずつそのラインナップも増えています。

学芸員のアドバイスなども参考にして生まれた所蔵作品と連動した手ぬぐい。一番人気は「江戸名所図会」の挿絵師として活躍した長谷川雪旦の作品「十二ヶ月図 三月鯉の瀧昇り」の絵柄。一枚絵になっている手ぬぐいで、額装などにして楽しむ人が多いそうです。この作品は一年の各月から画題をとった「十二ヶ月図」(12幅対)のうちの三月の画にあたるもの。水しぶきの上に桜の花びらが舞い、下にはまだ荒れ狂う瀧が描かれています。鯉のインパクトとともに季節感も感じることができます。墨で描かれたような水墨画風の手ぬぐいの染め具合も人気の秘訣。ほかにも「十種香道具 黒塗桜花唐草絵」をモチーフにした柄も。色違いで展開していて、実際の所蔵作品とは雰囲気も異なった、手ぬぐいの定番柄としてもありそうな女性らしい絵柄が長く親しまれています。

また、「江戸のものうりや」の中にはオリジナル以外にも常時100種類を超える手ぬぐいが並んでいます。まるで手ぬぐいの専門店のような品揃えで、定番柄から季節にちなんだ柄、新商品などが購入できます。メーカーも3社ほど取り揃えていて、染め方や柄の描き方など多彩な商品から、お気に入りの一品がきっと見つかると思います。

(2010.01.08)



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